ごあいさつ
この度、令和6・7年度「全国自転車施策推進自治体連絡協議会」会長の大役を仰せつかりました小金井市長の白井亨(しらい とおる)でございます。
まず、本年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」により、犠牲となられた方々にお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。被災地域の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
さて、本協議会は、平成4年に駅周辺の放置自転車問題の解決をメインテーマに発足して以降、時代のニーズに応じて、自転車の活用策や安全利用の促進も含め、地域住民のみなさんが快適に自転車ライフを過ごしていただけるよう、様々な施策に取組んで参りました。
改めて申し上げる必要はないかもしれませんが、自転車は機動性の高い移動手段であり、環境にも優しく、健康増進にも寄与する、市民生活を便利に過ごすために重要な役割を担っています。
自転車は、身近にあって、利便性が高く、多くの方が利用するが故に、依然として、放置自転車、交通マナー、歩行者と自転車と自動車の空間のすみ分けといった課題が残っています。
こうした課題を解決し、「自転車」が持つ可能性を最大限に引出し、まちづくりに彩りを与える存在としていくため、全国の自治体間による連携はもちろんのこと、広域的な国及び都道府県のご協力をいただくとともに、賛助会員としてご支援いただいている民間の知見も加えながら、総合的に推進していくことが重要であると考えております。
本協議会の会長としての2年間、自転車の明るい未来のため尽力して参りますので、引続き皆様のお力添えをお願い申し上げ、簡単ではございますが就任のあいさつとさせていただきます。
令和6年5月
全国自転車施策推進自治体連絡協議会
会長(小金井市長)白井 亨
組 織
全国自転車施策推進自治体連絡協議会(略称「全自連」)は、総合交通体系における自転車の位置づけを明確にしながら計画的な自転車施策を推進するという理念のもとに、全国自転車問題自治体連絡協議会として平成4年2月13日発足しました。
現在の組織は、市区町村からなる正会員、市区町村以外の団体からなる賛助会員で構成され、国および都道府県から協力団体として様々なご協力をいただいています。